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愛・地球博に行ってきました

愛地球博 内覧会(3月19日)に行きました

周りの人に聞いてみると、愛知県の人ですら関心が無い人も多い「愛・地球博」

万国博覧会って言ってもそんなもんすか。

前回の万博がドイツだという事を知ってる人も少ないだろうしなぁ。。


まぁ、そういう遠方の人が冷ややかに見てるかもしれない中、はりきって内覧会に行ってきました。

画像が多いので重いかもしれませんが、すいません。

横がけっこう長いので、可能な方はウインドウを大きくしてご覧ください。


■交通

兼ねてから交通が問題だといわれ続けた愛知万博の交通事情はどんなものか。

心情的に最も選びたくなるルートは、常磁力方式リニアモーターカーの「リニモ」を使ったコースでしょう。


名古屋駅→藤が丘→(リニモ)→万博会場


という訳で名古屋駅へ移動。

地下鉄の券売機付近を見ると・・・

うむ。

予想どおり。

別ルートで行くようにアナウンスされていましたが、自分の目で混雑状態を確認するために敢えて藤が丘に行ってみました。

内覧会ですらこの混雑ですから、本番は大変なことになりそう。

↓リニモ藤ヶ丘駅到着

10分減ってますが、まだまだ混雑してます。

案内のお姉さんに「歩いていけますか?」と聞いたら鼻で笑われた・・・。

タクシーで移動する事にして、タクシー乗り場へ移動。

↓タクシー乗り場

一瞬くらっとしましたが、まぁ当然こうなるか。

20分ほど並び、タクシーに乗車。

万博会場北ゲートまで移動。

ちなみに料金は2500円でした。

そして、、

キタ━━━━━━\(゜∀゜)/━━━━━━ !!!!!


■入場ゲート

やっと会場についたらいよいよ入場です!

・・・の前に荷物検査(テロ対策)のため20分ほど並びます(ノД`)

↓北ゲート

奥にあるのは飛行場とかにある金属探知機。

ペットボトル類は持ち込めないので注意が必要です。

荷物検査が終わったら、入場チケット(ICチップ内臓)を改札機に「入れて」入場します。

・・・非接触式ICチップなのに入れるですね。

中に入るとボランティアの人が地図配ってますので貰いましょう。


■会場内

今日は快晴で、花粉がもう飛びまくり!

まさに「自然の叡智」。

↓北ゲートを中からみたところ

↓北ゲートの上

木製の通路になってます。

↓キッコロ&モリゾー発見


■パビリオン

混雑していて、まわれるパビリオンは限られてしまいます。

中に入れたところは内容の感想などを紹介します。

どれもこれも、入るまでにかなり並んでます。

時間の都合で入れないってのが多いのはそのためです。


・三菱未来館@earth もしも月がなかったら

今日見た中では三菱未来館が一番良かったです。

米メーン大学天文学教授ニールFカミンズ著「もしも月がなかったら」を元にストーリーを構成。

月はほんの偶然の出来事から出来た。

もし月がなかったら、潮の満ち引きもおきず、地球の自転速度も緩まらず今とは全然違う環境になっていたはず。

そのような微妙なバランスから生まれえた貴重な環境であるということを認識して未来を考えましょう、という感じで万博のテーマにもぴったり即している。

演出も三菱重工の人型ロボット「wakamaru」を2体使って会話調にしてうまく冗談を織り交ぜたりなど、エージェントとしての使い方をよく考えているのだと思う。

メインのシアターは迫力と芸術性をもっていて素晴らしかった。

短い時間なのに正直に感動しました。

万博に来たら是非とも三菱未来館は見ておくべき。


・JR東海 超伝導リニア館

超伝導リニアモーターカーの展示と、3Dシアターによる映像鑑賞、超伝導ラボでの超伝導解説の3つがある。

メインは3Dシアター。

はじめに断っておくが、映像は素晴らしかった。

技術的な事に興味がある人間ならば、感動を覚えるはず。

ただ、コンセプトがどうもよくない。

「いかにJR東海=リニアモーターカーが素晴らしいか」のアピールに徹している。

内容も自画自賛が過ぎて、見てる方は気分わるい。

金のなかった企業CMビデオを見せられた気分。

愛知万博の趣旨にも全然かなっていない。

さすが東海としか言いようが無いが、映像の作り方や技術そのものは素晴らしかったので鉄道やリニアモーターカーに興味がある人は是非みてださい。

リニアモーターカーの実物展示は、中を素通りするだけです。

中は新幹線とそう変わらないのでわざわざ見ても・・ねえ?

なんとなくJR東海の企業体質が伝わってくるパビリオンでした。

あ、でも映像の最後に白人の幼い女の子が出てきてかわいいのでそこは見る価値あり。


・ワンダーサーカス 電力館

「わたしたちの夢」「地球の未来」をテーマに子どもたちから募集した絵が外壁になっている。

右上の写真のツインテールの女の子がかわいいと思います。

左下の写真、エコな発電するのはよろしいが、風力発電だけ単位が異常に小さいところがポイントです。

内容は右下の写真用ような「ライド」にのって、展示物を見ていくというよくあるスタイル。

まぁ、子ども向けですな。

展示物は、統一性がないというか、まじめにやってるのかやってないのかよくわからないというか・・・。

(町の風景に意味もなくUFOが浮いてたりとか)

悪くはないですが、学園祭って感じのノリでした。すごい手作り感。

若手社員にまかせちゃいました。テヘヘヘー! みたいな。

で、あとひとつ。

ボクのしってるだけで2回不具合でパビリオン自体が一時休止になりました。

1回目は完全に列も無くして完全停止状態。

2回目は並んでいる最中で乗る直前に停止。

走り回るスタッフ。胃に穴が空いたような面持ちの関係者。

・・・技術スタッフのみなさん開幕までは徹夜ですね。。ご苦労様です。


・ワンダーホイール展・覧・車

観覧車を演出装置として使うパビリオン、との事。

みてみたかったけど、時間の都合で無理でした。


・日立グループ館 ユビキタスエンターテインメイントライド

200分=3時間20分。

この待ち時間はちょっと無理です(w


・トヨタグループ館

昼過ぎに行ったら、本日はもう入れないと言われた。

企業パビリオンでは一番人気みたいなので、行きたい人は事前予約を。

ボクはあまり興味なし(w


・ガスパビリオン 炎のマジックシアター

「本物の炎、マジック、映像とアクターによる芝居を組み合わせたエンターテイメント性あふれるハイパーライブショー」らしい。

見たかったのですが、時間の都合で今回は無理でした。


・長久手 日本館

100分ならなんとか・・ってことで並んで入場(慣れてきた)

外側の変な形状のものは、竹を編んでつくってあるとよく報道されてる作り。

針金とかでとめちゃってるので、簡単にできるように見えるけどよくよく見ると、竹自体を丸いまま曲げたりしてて結構大変そう。

建物もなかなか良いが、「360度全球型映像システム」は実際みてみるとなかなか感動的でした。

人数を掃く都合で番組がすごく短いのが残念ですが、自分が映像の中におちていくような感覚を味わえます。

万博のコンセプトという意味でも特に意識しているのが日本館なんじゃないかな。

とりあえず並んででも見るべき。


・名古屋市パビリオン 大地の塔

外にある灯篭のようなのが夜きれいです。

中は時間の都合で見れませんでした。(これもすごく並んでました)


・グローバルコモン6

オセアニア、東南アジアの各国のパビリオンがあります。

まとめて写真だけダイジェストで。

南太平洋共同館、タイ、インドネシア、

すいません、いろいろまざってますが、グローバルコモンはもう一度いったときにゆっくり見てこようと思います。


■TOYOTA IMTS

専用のレーンですが、バスが無人自動走行で会場内を移動します。

磁気マーカーを道路に埋めているなら簡単だろ! とか思いましたが、実際のってみると30kmくらいで走り、カーブや勾配もけっこう急なので、これ制御するなんてすげえ! と思いました。

有料(200円)ですが話のネタに1度は乗ってみましょう。

ハンドルが勝手に動く様子がみえる一番前に乗るとより楽しめます。


■まとめ

大阪万博のときに先人たちが言いました。

「万博なんて並びに行くようなものだ」

「人の頭しかみてない」

「繰り返しません。過ちを」

今になってやっとわかりました。

”万博は並ぶ”

今日は内覧会のはずなのにこの状態です。

平日ならいいかもしれませんが、GWとか夏休みはかなり気合がいりそうです。

そういうわけで今日はこのくらいしか見られませんでしたが

企業パビリオンでもみてないところも沢山あるし、アメリカとかヨーロッパのパビリオンも見たいのでもう一度行きたいと思ってます。

そういう魅力はありましたよ。

めんどくさがらずに是非行ってみてください。

日常の狭い視点とは違う広い視点でものごとを見るきっかけになるかもしれません。

愛知万博は3月25日開幕です!

このページについて

  • 著者: Suika
  • 作成日: 2005/03/19 / 最終更新: 2005/03/19

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