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2006年07月17日(Monday) [長年日記]

_ キレイな写真

個人サイトやその他Webでみかける写真について、ちょっと思ったことを書いてみる。特にお店とかのサイトでの商品写真なんかだったりすると、「もう少しキレイに撮ればいいのになぁ・・・」とか思ってしまいます。僕もド素人なのですが、、、


デジタルカメラの仕組みとなんとなく想像で書いてみると、まず風景から放たれる光をレンズで集光、撮像素子(CCDとかCMOSとか)に結像、電荷を読み出して信号処理、必要ならばアンプのゲインやシャッタースピードを変更するようにフィードバックをかけて最適なパラメータを算出、最終的に得られたデジタル映像を信号処理により補正、ベイヤー配列を補完してJPEGなりRAWデータなりに変換。

って感じなんだと思います。

すいません、全然判らないですね。


要するにカメラというのは風景を2次元の配列で表された色の輝度値に変換する装置です。

この装置、完璧ではありません。まずレンズには収差と呼ばれる誤差があります。収差というのも色々種類があるんですが、だいたいどれも光軸(≒画像中心)でもっとも少なくなります。

ですので、集合写真なんかに写るなら真中の方で映ったほうがキレイになります。特に歪曲収差があると顔が歪むので美人に写りたかったら真中に立つ事です。これは基本的に画角が広いほどよく歪みます。広角で撮影する時は特に要注意です。(レンズの設計であまり歪まないようにもできるのですが、それをやると周辺が暗くなってしまいます。)

ちょっとレンズの話をすると長くなるのと、詳しい人に怒られそうなのでレンズの性能の話は置いておきましょう。レンズが悪いからっていったっていいカメラに買い換えるのも大変ですしね。


次はCCDやCMOSなどの撮像素子の性能になるわけですが、これは一番よく聞くのは画素数ですね。まぁ説明するまでも無いと思います。

あとは感度。ISO 400とか800とか最近のは性能が上がってるみたいです。数字が同じ感度でも性能の差があります。感度を上げるほど画像が荒くなります。。

そもそも撮像素子の仕組みなんて光を電荷に変えているだけですから、アンプをつければいくらでも感度は上げられるわけです。ただし、光から変換された知りたい電流以外の電流(ノイズ)も一緒に増幅してしまうため、画像が荒くなるのです。

ちょっと昔はCMOSは性能が悪く、USBカメラや携帯電話などで使われていましたが、最近は性能があがってCanonの1眼デジカメはCMOSだったりします。逆に最近の携帯電話にはCCDカメラが載っていたりするんですが・・。

(これは動画を撮るにはCCDの方が欠点が少ないという理由もあるんだと思います)

そして色再現性・・・・と考えると思いますが、撮像素子はそもそも色なんて捕らえられません。明るさだけです。

ではどうやってるかというと、画素ごとに赤や緑や青のフィルタがついていて、RGBそれぞれの明るさからカラー画像を作っているのです。

赤、青、緑にそれぞれ撮像素子用意する方式はいわゆる3CCDとかそういうヤツです。デジタルスチルカメラの場合は1枚のCCDやCMOSセンサにRGBが並べてあります。

という訳で、フィルタの性能の差や補完アルゴリズムの差はあるかもしれませんが、基本的に色なんて物はどうやってもそう変わらないのです。


しかし、キレイじゃない写真というのは実は色がキレイじゃない場合がほとんどだと思います。色の前に単純な明るさというものも重要だと思います。

じゃあなんなんだよって事になるわけですが、実はコレ。すごく難しいのです。

というのも人間がものすごく主観的に色を捕らえているからで。。

単純に「赤」といっても色々あります。しかも人間は周りの色との差で色を認識しますので、同じ色でも赤に見えたり白に見えたりするのです。

よくあげられる例として、夕日の中の風景というものがありますが、カメラで撮影するとなんだか微妙な写真になってしまったりします。

カメラはきちんと忠実に色を捕らえているのですが、人間がみるとなんか実際の風景と違う・・と思うのです。

いわゆるホワイトバランスってのもこの話になります。人間は赤い夕日の中であろうと、蛍光灯の下であろうと、白いものは白だと認識します。照明の影響をキャンセルするという事です。

このような補正はカメラの中でも行われますが、やはり人間の主観を使って補正したほうが良い場合もあります。

明るさについても同様な事が言えます。

もちろん照明を明るくしたり、撮影のときにシャッタースピードやゲインを最適に設定するという事が重要ですが、人間がキレイに見える明るさに補正をするという事も有用です。


・・・で、長々と何がいいたかったというと、せめて最後の補正くらいするとキレイになりますよ。と言いたかった。

もちろん、いいカメラを使ったり、照明に気を使ったり、外であれば光源の位置を考えたりとかのほうが根本的な問題なのですけどね。



ちょっと例を。

これは飛行機の機内食についてきたデザートを適当に撮った写真。

ちょっと暗いので明るくするとだいぶ美味しそうになります。

フルーツもあるので、彩度もちょっとあげてみましょう。

こんなもんでしょうか。ちょっと大げさにやってます。


空なんかだと、人間はより青い空を空っぽく感じるので青をおもいっくそ強調しちゃったり。

大気がくすんでたりするし、海だって実際そんなに青くない。

でもまぁ、理想というか空想に強引に近づけてみるとこんなん。

やりすぎですかね?

確かにそうかもしれませんが、夏の空とか表現したいときは有効です。

そして実際このパターンでよくやられるのが紅葉ですね。

雑誌などにのってる写真はこれでもかってくらい赤いですよね。

その方がキレイに見えますし、実際に紅葉を目でみたときの感覚に近いのです。

このように下から見上げて撮影すると逆行になるので、こんな風になっちゃいます。

彩度を上げて紅葉らしい写真に。

いかがでしょうか。


桜は色が薄いのでどこまでやるか難しいところなんですが・・。

まぁ、売り物だったとしたら、下のほうがいいですよね。

別にどちらも本物であって偽物という訳ではありませんから。。


まぁこんな感じです。

人物の場合は肌がキレイに見えるようにすると良く見えます。

余談ですが、写真屋さんにある現像機の高機能なのだと、中で画像処理をして人間の顔位置を検出するプログラムなんかが動いていたりします。

もちろん必ず成功するわけではないのですが、肌色を探し出してキレイに見えるような色補正値を自動的に算出してくれるらしいです。

赤目を自動的に修正する機能もあるんだとか・・。

すげえですね。

この機械がなくても、きちんとした写真店であればきちんとプロが見てプリントするときにある程度補正をしてくれるはずです。

一方Webに写真載せる場合は自分(とカメラの性能)だけが頼りです。


上くらいの補正でしたら、フォトレタッチソフトを使ってどれも30秒くらいです。

せっかくですから、ちょっとキレイに補正してから使ってみてはいかがででしょうか。



注記:現在朝の5時で朦朧とした意識で書いてますので、文章が変だったらすいません。

本日のコメント(全3件) [コメントを投稿]
§ みかん (2006年07月17日(Monday) 20:04)

自分の場合は、IrfanViewでちょっとガンマ補正をよく使います。去年某写真集に納品(?)した写真は全部補正しました。(ガンマでない)明るさ調整はすぐに白っぽくなるので難しいですね。<br>彩度はいじったことなかったので、今度やってみようと思います(^^

§ みかん (2006年07月17日(Monday) 20:07)

追記。特にメイド服みたいな(黒い)服は、明るさ補正をやってあげないとまったく服の様子がわかりませんね。

§ Suika (2006年07月18日(Tuesday) 08:12)

メイド服っすかw 黒が中央に多い場合は露光制御をマニュアルにすると良いかもです。って大抵は面倒なのでそんな事やってられない訳ですが。


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